クラウド・インフラ

バックアップ・復旧設計

ランサムウェア被害を想定し、書き換えられないバックアップの持ち方と、復旧手順の整備までを設計します。バックアップを取っているだけでなく、実際に元へ戻せる状態をつくります。

提供範囲
設計 〜 構築 〜 手順整備
ご相談の多い状況

バックアップはあるが、戻せる保証がない

次のような状態でご相談をいただくことが多いサービスです。

バックアップごと暗号化されると復旧できない

バックアップが本番と同じ経路でつながっていると、ランサムウェアに本番とバックアップが同時に暗号化され、戻す先が残りません。

復旧手順が整っていない

誰が・どの順で・どこまで戻すかが定まっておらず、いざというときに復旧作業を始められません。

実際に戻せるかを確かめていない

取得したバックアップから実際に復旧できるかを試していないため、戻せる範囲と所要時間が分かりません。

先送りした場合に起きること

復旧できないバックアップは、無いのと同じです。本番と一緒に暗号化されれば戻す先が残らず、事業の停止が長引きます。戻せる手立てがないままだと、身代金の要求に応じるかどうかの判断だけが残ります。

進め方

復旧可能性の評価から、復旧訓練まで

現行バックアップの復旧可能性の評価

今あるバックアップから実際にどこまで・どのくらいの時間で戻せるかを評価し、戻せない範囲を洗い出します。

書き換えられない形での隔離設計

本番から切り離した経路に、あとから書き換えられない形でバックアップを保持する構成を設計します。暗号化の被害が本番に及んでも、戻す先が残るようにします。

復旧手順の整備と訓練

誰が・どの順で・どこまで戻すかを手順として定め、実際に戻す訓練まで行って、戻せる状態を確かめます。

体制と実績

「あっても戻せない」を隔離設計で解消できる

本番から切り離し、書き換えられない形でバックアップを持たせることで、本番が暗号化されても戻す先を残せます。

止められない医療現場での実装実績がある

業務を止められない地域の中核医療機関で、隔離バックアップと復旧手順を整備した実績があります。

検討時の確認

よくあるご質問

バックアップ・復旧設計のご検討にあたって、確認が必要になりやすい点をまとめました。

バックアップは取っていますが、これで足りているのか分かりません。

「取れているか」ではなく「戻せるか」が論点です。現行バックアップの復旧可能性を評価するところから始めます。

復旧テストまでやってもらえますか?

復旧手順の整備と訓練までを提供範囲に含めています。手順が存在しても実行できなければ意味がないためです。

クラウドにバックアップしていれば隔離になりますか?

なりません。同一の認証情報でアクセスできる状態だと、侵害時にバックアップごと暗号化・削除される可能性があります。オフライン/イミュータブル(変更不可)での隔離設計が必要です。

コストはどのくらい増えますか?

全システムを同水準で守る必要はありません。事業インパクトで重要度を仕分け、投資を集中させて増分を抑えます。

どこまでを対象にすべきか判断できません。

「何時間止まると事業にどう響くか」を基準に、対象と復旧目標を一緒に決めていきます。

現状構成と検討テーマの整理から、ご相談ください

商談前の情報収集、現状構成の整理、製品比較、概算相談まで、情報システム部門の検討段階に合わせて対応します。

内容を確認のうえ、必要に応じて担当者よりご連絡いたします。